第1章｜フェイスラインの悩みはなぜ起こる？～小顔矯正を考える前に知っておきたい原因～

2025.04.17

「最近、顔が丸く見える気がする」
「二重あごが気になってマスクを外せない」
「昔より顔がたるんできたように感じる」
そんな“フェイスラインの悩み”を抱える方が、所沢市でも年々増えています。

特に30代後半から40代、50代にかけては、加齢にともなう筋力の低下やむくみ、そして現代ならではの「スマホ首」「マスク生活」がフェイスラインの崩れを加速させる原因になっています。

フェイスラインとは、顔の側面からあごにかけての輪郭のラインのことを指します。頬・エラ・あごのラインがシャープで滑らかであればあるほど、顔は小さく引き締まって見え、若々しい印象を与えます。

しかしこのラインが崩れると、顔が大きく見えたり、老けた印象を与えたりしてしまいます。

特に下記のようなサインは、フェイスラインが乱れている兆候です。

見た目年齢に直結するこの「フェイスライン」は、実は筋肉・骨格・リンパの状態によって大きく変わります。

朝起きたときに顔が腫れぼったい、写真に写ると顔がパンパン…
その正体は「むくみ」です。顔には細かな毛細血管やリンパが張り巡らされており、水分や老廃物が滞ることで、あご下や頬に溜まってしまいます。

特にあご周辺はリンパの出口が詰まりやすいため、セルフケアでは限界があります。

顔には表情筋という細かな筋肉があり、笑ったり話したりすることで日々使われています。しかし年齢とともに筋力が落ちたり、マスク生活で表情を動かす機会が減ると、筋肉が衰え、フェイスラインがたるみやすくなります。

さらに、首や肩の筋肉とも連動しているため、肩こりや姿勢不良が続くと、顔の筋肉まで下がってくるのです。

スマートフォンやPC作業が日常となった今、ストレートネックや猫背が顔の輪郭に与える影響は深刻です。

首が前に出る姿勢が習慣化すると、顔が常に下に引っ張られ、**あご下のたるみや“リフトダウン”**を引き起こします。また、首のリンパの流れが滞りやすくなり、むくみも悪化。まさに“姿勢はフェイスラインを支配する”のです。

新型コロナウイルスの流行以降、マスクの着用が長期化したことで、「マスク老け」や「スマホ顔」と呼ばれる状態が注目されています。

このような状況が続くと、顔の筋肉はどんどん緩み、フェイスラインがぼやけていくのです。実際、所沢市の整骨院やサロンにも、「マスクを外すのが恥ずかしい」「顔の大きさが気になる」といった悩みを持つ30〜50代女性の来院が増えています。

このようなトラブルにつながる可能性があります。

だからこそ、顔だけでなく、首・肩・姿勢まで含めた根本的なケアが必要なのです。

第2章では、なぜ小顔矯正がフェイスラインの改善に効果的なのか？
その“メカニズム”を、整体の視点からわかりやすく解説していきます。