第3章|なぜ“顔の大きさ”が変わるのか?フェイスライン崩れの正体とは
第3章|なぜ“顔の大きさ”が変わるのか?フェイスライン崩れの正体とは
「昔より顔が大きく見える気がする…」
「太ってないのに、顔だけが丸くなった」
「左右で頬の高さが違う気がする」
こうした悩みを抱える女性が、所沢市でも年々増えています。
特に、30代~50代の女性に多いのが、体重は変わらないのにフェイスラインが崩れて顔が大きく見えるという現象。
この章では、なぜ顔の大きさが変わるのか? どのようにフェイスラインが崩れてしまうのか?
整体的視点と美容的観点の両方から、その原因を深掘りしていきます。
【原因1】筋肉の緊張とコリによる“顔の広がり”
顔には「表情筋」と呼ばれる、30種類以上の筋肉が複雑に存在しています。これらの筋肉は、表情を作るだけでなく、フェイスラインや頬の形を支える重要な役割を果たしています。
しかし、以下のような状態が続くと…
- 噛みしめ・歯ぎしりの癖がある
- 食いしばりが強い(無意識に奥歯を噛んでいる)
- 睡眠中に顎を強く締めている
- ストレスが多く、顔が緊張状態になりやすい
このような状態は、側頭筋や咬筋が過剰に発達し、フェイスラインが横に広がって見える要因になります。
とくにエラの部分が張っているように見える方は、筋肉の使い過ぎによる肥大化の可能性があります。
【原因2】むくみの蓄積による“ふくらみ感”
「朝起きたら顔がパンパン」
「夕方になると頬がたるむ」
これらの状態は、リンパや血液の流れが滞っているサインです。
とくに首・耳下腺・鎖骨周りのリンパ節が詰まると、老廃物や余分な水分が顔に溜まりやすくなり、フェイスラインやあご下にたるみや二重あごの原因をつくります。
また、以下のような習慣がある方は要注意です。
- 水分摂取が少ない
- 塩分の多い食事
- 運動不足
- 同じ姿勢で長時間過ごす(スマホ・パソコンなど)
整体では、これらのむくみを首・肩・鎖骨周りからリンパを流す施術を通じて、根本から改善していきます。
【原因3】頭蓋骨の歪みと顔の左右差
顔の骨格は「頭蓋骨」と密接につながっており、全体で23個の骨がパズルのように組み合わさって形成されています。
日常の何気ない動作やクセ、あるいは出産や成長過程の影響により、この骨の組み合わせにわずかなズレや歪みが生じることがあります。
たとえば…
- 頬骨の位置が左右で違う
- 片方の眉が上がっている
- 口角が片方だけ下がっている
このような「左右非対称の顔」も、実は頭蓋骨の歪みや筋肉のアンバランスから来ているのです。
特に現代人は、利き手・片噛み・寝る姿勢などが偏りがちで、それが骨格の歪みに繋がります。
整体の小顔矯正では、顔面だけでなく後頭骨・側頭骨・顎関節のバランス調整を行い、自然で美しいフェイスラインへと導きます。
【原因4】姿勢と重心の乱れが顔にまで影響する
あなたの顔の大きさ、実は「足の重心」や「骨盤の歪み」が原因かもしれません。
猫背・巻き肩・ストレートネックなど、姿勢が崩れると、顔が下へ引っ張られたり、重心が傾いた方向に顔がズレてきます。
とくに長時間のスマホやPC作業が習慣化している現代では、姿勢の悪さがフェイスラインのたるみ・左右差・むくみに直結します。
所沢市のなかじま整骨院では、「足元の重心チェック」や「骨盤の傾き」まで丁寧に評価し、全身の重心バランスから小顔づくりをサポートしています。
【原因5】加齢とともに進行する“リガメントの緩み”
美容解剖学的に見ても、顔のたるみに関係する重要な要素が「リガメント(支持靭帯)」です。
これは、皮膚や筋肉を骨にしっかり固定してくれる組織ですが、年齢とともにこのリガメントが緩むと、頬が下がりフェイスラインがぼやけてきます。
整体による小顔矯正では、リガメントの緩みそのものを“切除”することはできませんが、筋肉や骨格のバランスを整えることで、リガメントの負担を減らし、たるみの予防・改善につなげることが可能です。
顔が大きく見えるのは「本当に顔のせい」?
ここまでの内容を見てわかるように、顔が大きく見える理由は単純なものではなく、
- 筋肉の使い方の癖
- 骨格のゆがみ
- 姿勢・習慣
- ストレスや噛みしめ
- むくみとリンパの流れの滞り
など、日常の体の使い方や生活スタイルから複合的に起こる問題です。
だからこそ、“顔だけ”をケアするのではなく、全身から見直すことが、本当の意味での「小顔」への近道なのです。
次章では|エステと整体の違い、小顔矯正でどちらを選ぶべきか?
次回の第4章では、「エステの小顔マッサージと、整体院の小顔矯正の違いってなに?」という疑問にお答えします。
どちらが自分に合っているのか迷っている方は、必見です。